滝沢秀明の最後のドラマ・孤高のメス

映画『孤高のメス』予告編

昨年のニュースでジャニーズの滝沢秀明が芸能活動を引退するというのには驚いた。

たしかにしばらくテレビや映画などから見かけなくなっているなとは思っていたがまさかあの若さで引退とは。

まあ、年齢的に30代中頃となり、大人の男としていろいろ考えるところもあったのだろうとは思う。

その滝沢秀明の最後のドラマである孤高のメスを見た。

WOWOWのオリジナルドラマでの放送だ。

今まで滝沢の印象はナンパな感じしか持っていなくて、シリアスなドラマである孤高のメスをどう演じるのだろうと思っていたが、いや見事に好演した。

あの甘い顔のはずが、孤立する医師としてのやりきれなさ、ふがいなさを見事に演じているのだ。

ドラマとしても軽くならず仲村トオルや長塚京三の脇もあり、重厚なドラマに仕上がった。

最終章まで見終わって、この作品で滝沢が引退するのは惜しいとつくづく思う。

なぜ、もっと前からこういう演技ができなかったのだろうか。

いやそれは滝沢秀明のせいではないだろう。

もともとこれぐらいのポテンシャルはあったのだろう。

ただ、ジャニーズのハンサムボーイとしての捉え方しか周囲が見てくれなかったのだろう。

アイドルとしての曲がり角も感じたのかもしれない。

惜しい、残念。

特にこの作品は滝沢のファン以外の人にも見てもらいたいものだ。

WOWOWのメンバーズオンデマンドでしばらくは見ることができる。

私ももう一度見直してみよう。